国語力を身につけるためには
算数も、理科も、社会も、日本語で書かれた文章から必要な情報を読み取って勉強する以上、すべての教科の原点は国語力にあります。
そのため学習塾には、「国語力や読解力を向上させるにはどうした良いか」という相談が数多く寄せられます。
多くの保護者様に共通するお悩みかと思いますので、少し掘り下げてご説明いたします。
「教えて!茨進先生」に寄せられたご質問例
【ケース2】国語の正解率を高めたいです。
こちらは、中学受験をするお子様の保護者様から頂いた質問です。
中学受験をするお子様は、小学校の教科書だけでなく、塾での学習も進めていることが多いです。
扱うテキストの中では、分からない熟語が出てくることも多いと思います。
まずは、これを理解する語彙力を身につけることが大切です。
面倒臭がらずに辞書を引き、たくさんの言葉を自分のものにできるようにしましょう。
また、知識不足が原因で国語が苦手になる生徒さんが多いのも事実です。
持っている知識の量は、文章の理解度に影響を及ぼします。
小学生向けの新聞やニュース、岩波ジュニア新書など、さまざまな情報を見たり読んだりして、知識を広げていくことが大切です。
もうひとつ、正解率の向上のためには速読解力も必要です。
速読解力を鍛えるために、時間制限を設けて国語の宿題に取り組むことをおすすめします。
塾によっては、速読解力講座をおすすめしている学習塾もあります。
読むスピードに少し不安のあるお子様の場合は特に、そういった力を鍛えることも重要になってきます。
中学受験をするお子様は、小学校の教科書だけでなく、塾での学習も進めていることが多いです。
扱うテキストの中では、分からない熟語が出てくることも多いと思います。
まずは、これを理解する語彙力を身につけることが大切です。
面倒臭がらずに辞書を引き、たくさんの言葉を自分のものにできるようにしましょう。
また、知識不足が原因で国語が苦手になる生徒さんが多いのも事実です。
持っている知識の量は、文章の理解度に影響を及ぼします。
小学生向けの新聞やニュース、岩波ジュニア新書など、さまざまな情報を見たり読んだりして、知識を広げていくことが大切です。
もうひとつ、正解率の向上のためには速読解力も必要です。
速読解力を鍛えるために、時間制限を設けて国語の宿題に取り組むことをおすすめします。
塾によっては、速読解力講座をおすすめしている学習塾もあります。
読むスピードに少し不安のあるお子様の場合は特に、そういった力を鍛えることも重要になってきます。
【ケース3】国語の現代文問題対策方法がわからない
最後に、高校受験を目指すお子様の保護者様から頂いた質問です。
現代文の読解には、「語彙力」「本文の内容把握」「設問の理解」「表現力」が必要です。
読解力の強化においては、特に次の3つの取組みが重要になってきます。
1つ目は「分からない言葉の意味と使用例を調べること」、
2つ目は「答えの根拠を言えるようにすること」、
3つ目は「なぜ間違えたのかの検証をすること」です。
特に記述問題は、自分で正解か不正解かを判断することが難しいので、学校の先生や塾の先生などにきちんと添削をしてもらって、「キーワードがなかった」「主語が不明だった」「指示語を入れてしまった」など、どうしてダメなのかを明瞭にすることが大切です。
現代文の読解には、「語彙力」「本文の内容把握」「設問の理解」「表現力」が必要です。
読解力の強化においては、特に次の3つの取組みが重要になってきます。
1つ目は「分からない言葉の意味と使用例を調べること」、
2つ目は「答えの根拠を言えるようにすること」、
3つ目は「なぜ間違えたのかの検証をすること」です。
特に記述問題は、自分で正解か不正解かを判断することが難しいので、学校の先生や塾の先生などにきちんと添削をしてもらって、「キーワードがなかった」「主語が不明だった」「指示語を入れてしまった」など、どうしてダメなのかを明瞭にすることが大切です。
【ケース4】記述問題の書き方が分かりません。どうすれば書けるようになりますか?
記述問題は、いきなり書けるわけではありません。
まずは、抜き出しでもよいので、答えを書くようにします。その際に、設問に合わせた文末にすることを意識します。
「なぜですか」と問われた場合は、「○○だから」と答える。といった具合です。
それができるようになったら、字数制限に合わせて、言い回しを変えたり、内容を追加したりします。また、設問に対する答えを端的に言い表せるように、要約のスキルも身に着けたいところです。スモールステップで少しずつ、練習を重ねてください。
まずは語彙力を鍛えることが大事
上の回答にも共通するように、国語力を高めるうえで「語彙力」は最も重要です。
私たちは、日本語を日常生活で使用しているため、「国語は勉強しなくても点数が取れる教科」だと思いがちですが、これは大きな間違いです。
日常的に使用している言葉は、お互いの生活の背景をよく知る者同士が使用しているので、言葉の省略や、あいまいな表現を多用します。そのような会話の中では、「語彙力」は育っていきません。
上の回答にあるように、小学生のうちによく「言葉調べ」の学習を行っておくと、将来の国語力の土台につながります。
また、国語力を鍛えるうえで重要なこととしては、親子の会話の中で、お子さまの意図を「聞き取る」こともあげられます。
ここでいう「聞き取る」は、お子さまが伝えたい内容を「ただ聞く」ことではなく、お子さまが言いたいことを「汲み取った」上で、「どのように言葉にすればよいのか、言語化を助けてあげる」ことを指します。
読書をした内容でもよいですし、その日の学校の様子でも構いません。大事なのは、お子さまが伝えたいことを、言葉の省略をせず、主語と述語を明らかにし、適切な言葉で表現できるように導いてあげることです。
小学生の4年生くらいまでは、こういったことが語彙力を強化する手掛かりになっていきます。
速読解力講座で国語力を鍛えよう。
速読の理論
人間の脳に達する刺激の大部分(約8割)は視覚情報が占めています。瞳が対象のものに向けられると、眼球の裏側にある網膜がその像を映し出し、脳がそれを認識することで「見る」ことが成立しています。目で読み取った情報は、脳内に張り巡らされた140億のニューロンを通じて、知覚、認識、記憶、運動などを司る各領域に送られ処理されます。
速脳速読トレーニングは、この視覚刺激を通じて高速かつ大量の情報を送り込むことで、効果的に脳を活性化していき、脳の特性である「可塑性」「汎化作用」等を利用し、速読の読み方を定着させていきます。
速脳速読トレーニングは、この視覚刺激を通じて高速かつ大量の情報を送り込むことで、効果的に脳を活性化していき、脳の特性である「可塑性」「汎化作用」等を利用し、速読の読み方を定着させていきます。
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速読とは、『斜め読み』や『飛ばし読み』といった概略把握的な読み方とは違い、「トレーニング前の内容理解度や記憶量は維持し、文章を味わう要素も損なわないで、読む速度を加速する」ことをいいます。決して「文章全体を読まずに、ざっと目を通してキーワードを拾い読みするような読み方」ではありません。
つまり、普通に読んでいるつもりなのに大幅に時間が短縮され、ストレスや疲労も感じることなく読書ができるようになります。
つまり、普通に読んでいるつもりなのに大幅に時間が短縮され、ストレスや疲労も感じることなく読書ができるようになります。