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受験生必見!これで合格!茨城県 公立高校入試を乗り越える方法!

茨城県の高校入試は2020年代に入り大きく変化してきました。
代表的な変化としては、記述傾向が強かった入試形式からの変化があげられます。
これらの変化は、多くの受験生のご家庭でも耳にされていると思いますので、塾でも相談をされることが非常に多くあります。


入試傾向はどのように変化したか?

茨城県の入試の問題は他県と比べて記述量が多いのが特徴的でしたが、
令和3年→令和4年→令和5年と少しずつ傾向に変化がみられるようになりました。
これらの変化は多くの受験生を戸惑わせたといえます。

その一例として、
・国語の作文・英語の作文の出題されなかった
・数学の証明問題が記述式から穴埋め式になった
・理科、社会の記述式問題が大幅に減った
→ このことは満点者が増える要因にはなりました。

では、「入試は優しくなったのか?」というとそんなことはありません。

茨城県 公立高校入試がやさしくない理由

【やさしくない理由①】満点者の増加
国語を例にとると、令和3年の国語の満点者は5名だったのに対し、令和4年の国語の満点者は1862人に上ります。
トップ校を目指す受験生にとっては、1問でも間違えることのできない厳しさがあるといえます。

【やさしくない理由②】選択肢の複雑さ
選択の問題が増えたといっても「次の中から1つを選びなさい」という選択のさせ方だけでなく、
 「正しいものを2つ選びなさい」
 「正しいものをすべて選びなさい」
 「正しいものがなければ『なし』と回答しなさい」
 「それぞれの説明について 正しい/正しくない/この条件だけでは判断できないから選びなさい」
などさまざまなパターンが想定され、正しい知識と根拠ですべての選択を見る必要があります。

【やさしくない理由③】暗記ではなく読解力や考察する力が求められる
「〇〇はなんですか?」「Aです」のような、知識を答えさせる問題もありますが、配点の多くは、その知識をもとに考察して回答する問題形式がとられています。つまり、付け焼刃の知識でごまかせる問題は少なくなってきているということです。
これは早い段階からのトレーニングが必要となります。

受験を乗り切るために!受験生が疑問に思うポイントを解説!

学習塾「茨進」では、塾内報の茨進通信の中で保護者のみなさまの疑問・質問を募集する「教えて!いばしん先生!」というコーナーがあります。
ここでは、そのコーナーに寄せられた質問をご紹介します。

【ケース1】過去問での練習は、何年分を目安に解けばよいのか

ここ数年の茨城県の県立入試は問題傾向が毎年のように変化しており、正しい解答を導くために、設問の情報を整理したり、幅広い知識を求められたりする傾向が強まっています。

来年の入試傾向も決まっているものではありません。
ここ1・2年のものだけではなく、なるべく多くの出題形式に触れておくことが、本番の得点力を高めるためのポイントになります。

ですので、市販の過去問題集であれば、掲載されているすべての問題をコツコツと解ききることをお勧めします。
また、出題形式に沿って時間を配分するトレーニングにもなりますので、科目ごとに時間を計測して実践してみましょう。

【ケース2】苦手科目の点数をあげるには?

苦手科目は、できない問題の解き方を、分からないままにしたり、あいまいにしたりしたまま、放置しがちです。
すると次の単元に進んだ時にさらに解き方が分からなくなり、放置するという悪循環が生じます。

そこで、科目全体に目を向けるのではなく、
『どこが解けない』『どこまでなら解ける』という『解ける・解けない』を細かく細分化していきましょう。
実は苦手だと思っていた科目も、本当に苦手な部分は、ほんの少しで大部分は分かるということもあるかもしれません。

そして、本当にできない部分に絞って学習していきましょう。

きっとテストや模擬試験で成果があがってくれば、苦手から好きに気持ちが変わっていくと思います。

夏休みのような長期の学習機会があるようであれば、
上記のような単元ごとの学習はお子さま自身で進めていっても進められる場合も多いです。

一方で夏休みが終わった秋口からは、私立高校や県立高校の過去問題集などでの練習も必要なってきますので、
点数の取れない教科があったときに、分野ごと単元ごとまで自分自身で細分化した学習はなかなか計画的に進めるのが難しいです。

そのような時には、学習塾が開催している入試特訓などに参加することをおすすめします。
学習塾によっては、これらの入試特訓で入試に必要な単元だけを網羅的に学習するカリキュラムを組んでいる場合も多いので、とても効率的に苦手対策が可能です。

【ケース3】県内にはさまざまな模擬試験がありますが、どの種類の試験を受験するとよいのでしょうか?

模擬試験(模試)の多くは、種類によって問題の難易度や出題傾向が変わっています。

例えば、地域の「公立高」に入試傾向に特化したタイプの模擬試験は年に1~2回程度の受験で十分です。
入試傾向が同様の問題であれば、過去問題集などで練習することもできます。
ただ、まったく受験しないということでなく、本番に近い環境を知るためにもこのタイプの模擬試験は、
中学3年生は年1~2回は経験しておいた方がいいでしょう。

逆に、全国の塾が採用するような受験者が多い模擬試験は、1~2か月に1度定期的に受験しておく方がいいでしょう。
このような全国で使用する問題は、単元などの偏りがなく、全体を網羅するように計算されて作られていることが多いので、
自分の苦手な分野を、単元までさかのぼって分析するのに優れています。

よく模擬試験を合格判定だけで考えるご家庭がありますが、これは大きな間違いです。
模擬試験は時期ごとに使用の意味を考えて、自分を成長させるために使用するものです。
例えば、
夏前のテストで夏休みにやるべき課題を見つけ、夏後のテストで克服できた点とできなかった点の洗い出しを行います。
秋の模試では志望校とのギャップ(合格点にあと何点必要かなど)を把握し、1月の入試直前に最終確認をしていきます。
模擬試験は、自分の弱点を把握する絶好の機会です。間違えた問題の解き直しを行い、できなかった単元の問題演習を行うことでより効果的に学習できると思います。

県内大手学習塾の中の一つである茨進では、中学3年生はオープン模試、比較模試、茨城 県模試の3種類の模試を実施しています。
必要な時期に、それぞれの模試がその時期に必要な情報が分かる模試になっているので、茨進が開催している模擬試験を受験しておけば必要な模擬試験は十分と言えるでしょう。

入試まで最短で自分の成績を向上させるには、「茨進」の高校入試合格突破ゼミが最適

茨進の「日曜 高校入試合格突破ゼミ」は、前期と後期に分かれ
前期となる9月から12月の内容は、
  • 入試出題形式に慣れる「実践演習特訓」
  • 達成度を測り、立ち位置を知る「模試2回」
  • 差がつく知識を競う「イバチャレ」
  • 先輩から秘訣を学ぶ「イバシル」
となっています。

前段の「教えて!いばしん先生!」の回答にあったように、苦手科目の得点を上げるためには、できないところを細分化して分析する必要があります。茨進の「日曜 高校入試合格突破ゼミ(前期)」は入試出題形式に基づいて分野別・パターン別に学習を進めていきますので、得点できていないところなのかを明確にし、その分野を点数化するための方法を学びます。また、期間中に2回の模試が設定されており、入試直前の自分の立ち位置も正確に把握することができます。
茨城県の公立高校の入試はここ数年で大きく傾向が変化している入試です。
多くの受験生がその変化に不安に思っていることでしょう。
しかし、その問題の本質は、受験生がきちんと知識を理解し、活用できているかを試すところにあります。

つまるところ、付け焼刃ではなく努力をしてきた受験生が報われるような形式になっていると言えるでしょう。
一朝一夕で得点力は上がりませんので、コツコツと学習をつづけて、志望校合格を目指していきましょう。
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